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賃貸といえば?

かつてはひとつの敷地だった場所を、2つ以上に分割するものです。 建売住宅を建て、販売しているミニ開発は注意していると意外と見つかるものです。
また、土地だけを分割・分譲しているケースもあります。 特にここで取り上げたいのは、接道のために”無理な”区画の割りかたをしている分譲地、あるいは、そのような敷地に建っている建売住宅です。
これも図を見たほうがいいでしょう。 もともとの区画を2つに分けるに際し、隣地や方位などいろいろな関係で、道路と垂直に2つに割るよりも、図のように道路と並行に割りたいことがあります。

ただ、道路と並行に2つに割っただけだと奥のほうの土地に接道がなくなってしまうので”2mの接道”を確保するために、図のような土地の割りかたにするのです。 私は、このタイプの物件が売れる理由は、新築が七難を隠す以外のなにものでもないと思っています。
土地の形状から、どうしたって、お隣さんを意識しなくてはなりませんが、お隣さんと仲良くやっていけるかどうか分からない中、購入に躊躇すると思うからです。 敢えて言うと、高いブロック塀で完全に遮断してしまった場合、図中のB区画は単なる土地と言えますし、A区画も、都会の住宅地には確かに珍しくないタイプの敷地の形状です。
ただ、ブロック塀の効果は、塀からさらに数メートル離れたところに建物があって機能するものという意味で、さきほどの1軒分の空き地と同じです。 つまり、ブロック塀で「隣地から離れている」感を出すほどの広い土地は、実はなかなかありません。
ただし、建売住宅で、建物の作り・外観がほぼ同じ場合には、まだ救いがあります。 売却のしやすさが多少上がるからです。
その2軒だけが外観が同じで、周囲の家とはまったく違うとなると、やはり個性の強さは避けられないでしょう。 ただ、2軒が、外観もまったく違うのと比べれば売却はしやすかろうと思われ、建物を含めた資産の価値も、程度の問題ではありますが、守りやすくなるのです。
中古住宅でこの種の物件が出てきたときも、発想は同じです。 元が建売だったか、土地分譲の注文住宅だったかはともかく、お隣さんとは絶対にうまくやっていかなくてはなりませんし、かつ、建物の外観が違えば、建物の資産価値を長期間守ることも大変です。
同じ理由で、土地としても、若干、魅力に欠けることになります。 特定の隣人関係のことを考慮すると、私は、この種の物件を中古で購入するくらいなら、むしろ、さきほどの”たまたま1軒分の空き地(だった物件)のほうがよいと思います。

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